首位と2打差から逆転!パク・ミンジが韓国女子ツアー第2戦制し5シーズン連続優勝達成

2021年04月26日 ゴルフ #韓国女子ツアー

2021シーズンの韓国女子ツアー第2戦が劇的な逆転優勝で幕を閉じた。

今季第2戦の「ネクセン・セントナインマスターズ2021」が、4月22日から25日まで慶尚南道(キョンサンナムド)金海(キメ)の伽耶(カヤ)CC(パー72、6813ヤード)で行われた。

圧巻のスタイルと美貌で人気を博すユ・ヒョンジュ(27)も出場したことで注目を集めた今大会を制したのは、今年でプロ5年目を迎える1998年生まれのパク・ミンジ(22)だった。

【写真】ユ・ヒョンジュ、第2戦出場も首を痛め第1ラウンドで途中棄権

(写真提供=KLPGA)優勝後に祝福されるパク・ミンジ

「お祝いすることを考えていたが…」

今大会は第4ラウンド途中までジャン・ハナ(28)の優勝が確実とみられていた。パク・ミンジは同ラウンド開始時点で首位ジャン・ハナと1打差の3位タイとし、残り2ホールの場面では2打差にまで離されていた。

ところが、パク・ミンジが17番ホールでバーディを奪い1打差に迫ると、ジャン・ハナが18番ホールでまさかのボギーを叩いてしまう。これで両者が首位タイに並び、試合はプレーオフに突入。そして最後、再びボギーを叩いたジャン・ハナをパク・ミンジが上回り、逆転での優勝に成功した。

(写真提供=KLPGA)ジャン・ハナ

これにより、パク・ミンジは2017年の正規ツアーデビュー以降5シーズン連続優勝となる通算5勝目を挙げた。今大会の優勝賞金は1億4400万ウォン(日本円=約1440万円)だった。

大会終了後、優勝者インタビューに応じたパク・ミンジは「大会が始まる前から優勝したいとずっと思っていた」とし、「大会期間は宿舎で寝る前、“必ず優勝したい”と考えながら眠っていた。実際にこうして優勝すると、“言葉にすれば叶えられる”と思った」と喜びをあらわにした。

(写真提供=KLPGA)優勝者インタビューでのパク・ミンジ

パク・ミンジはプレーオフ突入前まで、自分が優勝できるとはまったく思っていなかったという。「先に18番ホールを終えた後、ハナさんに水をかけてお祝いすることを考えていて、トイレに行ったりもした」と話す彼女は、プレーオフ第2戦でジャン・ハナさんのパーパットを見たときに、優勝の可能性を直感したと明かした。

また、「これまでと比べて変わった点があるとしたら、首位に立っていたときの心構え。以前は先頭に立つと自信がなくて崩れるしかなかったが、昨年下半期から首位でも自信が生まれ、自信を持って成績を残せるようになった」と、優勝への原動力を語った。

(写真提供=KLPGA)満面の笑顔でトロフィーを掲げるパク・ミンジ

最後にパク・ミンジは、5シーズン連続優勝と関連して「何かを成し遂げたとは思わないし、まだ足りないところが多いと感じる。先はまだまだ長い」とし、「日常での笑い話で、引退までの目標として20勝を挙げている。まだ15勝も足りない」とコメント。

続けて「実は昨年、贅沢が多かった。費用を考えずに食べたいものをすべて食べた。今回の優勝で得た賞金で、昨年に使ったお金を補おうと思う」とし「感謝したい方々に食事をごちそうする予定だ」と笑顔で語った。

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