わずかな期間で驚きと歓喜、を抱かせてくれるマンガのような“大谷劇場”に、韓国メディアも連日注目せざるを得ないようだ。
投手として100マイルの剛速球を投げたと思いきや、打席では球速100マイル以上の本塁打を放つ大谷翔平(27、ロサンゼルス・エンゼルス)が、再び“二刀流”に乗り出す。
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MLB.comや米メディアは4月19日(日本時間)、大谷が4月21日のテキサス・レンジャーズ戦で再び“二刀流”として出場すると伝えている。これで大谷は、シカゴ・ホワイトソックス戦で先発登板して以来、16日ぶりに再び先発投手兼打者としてグラウンドに立つ。
指のまめで登板日程が延期されたが、4月18日の練習では問題なく30球を投げ、先発登板の日程が決まったようだ。
4月5日のホワイトソックス戦では、本塁ベースカバーに入った際に相手走者の強烈なスライディングと交錯するなど、負傷が心配されるシーンも見られた。しかし、頑強なフィジカルで翌日の試合から打席に立つなど、まさに野球マンガの主人公のようなドラマティックなシーズンを送っている。
今季はオープン戦から好調を維持し、誰もが不可能だと思っていた二刀流に再び挑戦。4月5日のホワイトソックス戦では勝ち星はつかなかったものの、地元メディアのスポットライトを浴びる結果となった。
米現地ではMLB人気が下降しているという声が叫ばれる中、大谷こそが新たな“ベースボール・ルネサンス時代”を開拓するにふさわしい適任者という声も上がっているようだ。
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