CL通算10得点目を狙うソン・フンミンにとって、ドルトムント戦は“特効薬”になる

しばらく停滞しているソン・フンミンにとって、ドルトムント戦は特効薬になるだろうか。

トッテナムは来る3月6日午前5時、UEFAチャンピオンズリーグ16強第2戦でドルトムントと対戦する。第1戦はトッテナムが3-0で完勝した。ソン・フンミンの先制ゴールが決勝点となった。第2戦でもソン・フンミンは先発出場すると思われる。

今回の試合は、ソン・フンミンにとって重要な1戦となりそうだ。彼はドルトムントとの第1戦以降、プレミアリーグ3試合でゴールを記録していない。バーンリー戦、チェルシー戦、アーセナル戦で先発出場したが、いずれも得点に失敗した。停滞感を払拭するターニングポイントが必要だ。

トッテナムにとっても、必ず勝利が必要だろう。ハリー・ケインが復帰したが、ソン・フンミンとのシナジー効果が生まれておらず、トッテナムは不振に陥っている。ソン・フンミンが沈黙した3試合は、1分2敗という不甲斐ない結果だ。プレミアリーグの優勝争いからも脱落している。

トッテナムは第1戦で3点差の勝利を収めているだけに、今回の第2戦で敗れたとしても8強進出の可能性はある。しかしそれは理想的ではない。気持ち良く勝利して雰囲気を変えてこそ、マンチェスター・ユナイテッド、アーセナル、チェルシーなどとのプレミアリーグ順位争いで勝ち残れるはずだ。

【関連】ケイン復帰後、ソン・フンミンのシュート激減…トッテナムは4位内に残れるのか

(写真=トッテナム公式Twitter)

ドルトムント戦はソン・フンミンにとって、“特効薬”になる試合だ。ソン・フンミンはハンブルクとレバークーゼン時代を含めて、ドルトムントを相手に11試合に出場し、9得点をあげている。「蜂軍団」と呼ばれるドルトムントのキラーといえる存在だけに、“養蜂職人”というニックネームまで得ているほどだ。

ドルトムントが最近、結果を出せていない点も好材料だろう。ドルトムントはここ5試合、わずか1勝にとどまっている。去る3月2日の試合では、チ・ドンウォンにマルチゴールを許しながらアウクスブルクに敗れた。長い間、ブンデスリーガのトップを走ってきたが、勝ち点でバイエルン・ミュンヘンに追いつかれた。3点差から始まるトッテナムとの試合に、全力投球しづらい状況だ。

ソン・フンミンはチャンピオンズリーグで通算9得点を記録している。今回の試合で得点すれば、韓国人選手として初めてチャンピオンズリーグ2桁得点になり、アジア選手の最多ゴールにも近づく。既存のアジア選手の記録は、ウズベキスタンのFWマクシム・シャツキフが持つ通算11得点だ。

ドルトムントとの第2戦を通じて、ソン・フンミンが新たな記録を達成する可能性は十分にある。

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