ケイン復帰後、ソン・フンミンのシュート激減…トッテナムは4位内に残れるのか

トッテナムの特徴は、20代半ばの選手が3~4年と呼吸を合わせて歯車のような組織力を発揮する点だが、バーンリー戦とチェルシー戦では違った。

プレーの中心にケインがいたが、ソン・フンミン、エリクセン、エリク・ラメラなどとのシナジー効果がなかった。特にソン・フンミンのシュートチャンスが急激に減った。ソン・フンミンは2試合ともシュート1本に終わった。

ジョレンテと互いに補完し合っていたのとは異なり、ケインが復帰してからは、ソン・フンミンもそうだが、全体的にトッテナムの攻撃陣の食い違いが激しかった。マウリシオ・ポチェッティーノ監督は噛み合わない攻撃陣を見て、ジョレンテとルーカス・モウラを事務的に投入した。

ポチェッティーノ監督の多彩な戦術も、ケイン復帰後に消えた。むしろ単純な攻撃で、相手のカウンターを招いている。実際にバーンリー戦は、ケインよりもポストプレーと献身的なプレーが光るジョレンテのほうがしっくりくるように思えた。ケインは1得点をあげたが、まだコンディションが万全と見ることは難しかった。

トッテナムは優勝争いではなく、次シーズンのチャンピオンズリーグ出場権をめぐる4強争いに追い込まれた。来る3月2日のアーセナル戦でも勝ち点を得られなければ、さらなる後退が懸念される。

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