韓国サッカーを代表するMFのキ・ソンヨンが、後輩たちの成長を満足しつつこんな冗談を言った。
「僕から彼らに助言できることはありますかね?(笑)」
最近の韓国サッカーは、欧州ビックリーグで夢を育む10代後半から20代序盤の選手たちの成長に期待をかけている。
スペインのバレンシアに所属するイ・ガンインは、左ウィングと攻撃的MFとしてすでにトップチームの試合に9回も出場した。スペイン国王杯、ラ・リーガ、UEFAヨーロッパリーグの順で着実にステップアップしている。
ドイツ最高の名門バイエルン・ミュンヘンのチョン・ウヨンも注目されている。彼は昨年11月、UEFAチャンピオンズリーグの舞台に立った9番目の韓国人選手になった。韓国人最年少記録も塗り替えた。
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これにスペインのジローナでプレーするペク・スンホ、ドイツのアウクスブルクに入団したチョン・ソンフンもいる。イタリアのベローナに所属するイ・スンウは昨年、ロシアW杯に出場するなど、韓国代表でも着実に結果を残している。
昨年まで韓国代表の主将を務めており、今年はUAEでのアジアカップに出場したキ・ソンヨンは、彼らと同じような道を歩んだ。19歳で韓国代表に抜擢され、21歳でスコットランドのセルティックに移籍。23歳でイングランド・プレミアリーグ入りした。
それだけにキ・ソンヨンが抱く、後輩たちへの見解が気になるのは事実だ。