フェンシング・サーブル韓国女子ジュニア代表のチョン・ハヨンが、世界選手権で史上初の2冠に輝いた。
チョン・ハヨンは4月6日(日本時間)、エジプト・カイロで開かれた2021年ジュニア・カデ世界選手権大会の女子サーブル団体戦で、優勝候補たちを相次いで撃破して金メダルを獲得した。
4日の個人戦でチョン・ハヨンは、韓国フェンシング史上初となる女子サーブル個人戦で金メダルを獲得しており、この日の団体戦金メダルで2冠王に輝いている。
チョン・ハヨン、チャン・ボリョン、イ・ジュウン、パク・チュミの4人でチームを組んだ韓国代表は、ベスト8で優勝候補のロシアと相対した。一進一退の攻防の末に45-40でロシアを下した韓国は、トルコに45-39で勝利して決勝戦に進んだ。
サーブル強豪国アメリカとの決勝戦では、卓越したスキルで45-31の完勝を収め、完全優勝をはたした。
同日行われた男子サーブル団体戦では、準々決勝でアメリカに28-45で敗れ、惜しくも5位で大会を終えている。
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