韓国メジャーリーガー初の“ポストシーズン対決”は実現するか、呉昇桓と柳賢振の優勝争い

2018年10月01日 スポーツ一般 #MLB #野球
呉昇桓は、サムスン・ライオンズ時代の2005年から2シーズン連続で韓国シリーズの頂点に立っており、サムスン全盛期初期の2011年から2013年まで3度もチームを優勝に導いた。日本に進出した2014年には阪神タイガーズでセントラルリーグ優勝を成し遂げ、日本シリーズを経験している。アメリカ進出後は、所属するセントルイス・カージナルスが秋の祭典に参加できずに苦杯を飲んだが、去る7月27日にトロント・ブルージェイズからコロラドに移籍して、結果を出してきた。コロラドには“ラストボス”の直球が必ず必要な状況だ。

一方、柳賢振はルーキー時代の2006年韓国シリーズで呉昇桓が優勝する場面を目の当たりにし、2007年の準プレーオフではサムスンに勝利したりもした。メジャー進出後は2013年から2連続シーズン、ポストシーズンを経験し、1勝・防御率2.81の力強い姿を見せた。肩の手術後、復帰した昨年は秋の祭典に参加しなかったが、今年はシーズン後半に見せた圧倒的な投球を踏み台に、重責を担う可能性も高い。特に9月18日のコロラド戦から9月29日サンフランシスコ戦までの3試合で、3勝・防御率0.47と結果を残してドジャースを6シーズン連続でポストシーズンに導いた立役者と評価されている。
柳賢振
今年のポストシーズンは10月3日、ナショナルリーグのワイルドカード決定戦から始まる。 5戦3勝制で繰り広げられているディビジョンシリーズは10月5日からとなっており、シーズン優勝チームが絶対的に有利だ。

(構成=呉 承鎬)

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