韓国プロ野球、LGツインズが所属選手のいじめ疑惑に関する立場表明「事実確認が困難、判断を留保」

韓国プロ野球のLGツインズが、所属選手に浮上した高校時代のいじめ疑惑と関連して球団の立場を表明した。

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LGは3月1日、これまでいじめの加害者と目されたA選手と面談を実施、そして被害者と主張する人物とも会い、事実関係の確認を進めてきたことを伝えた。

しかし、A選手と被害者、当該事件の関係者たちの主張する内容がそれぞれ大きく相反するため、事実関係の確認を取ることが難しく、A選手の法的対応などを通じて事実関係が確認されるまで、判断を留保することを明かした。

A選手は現在、2軍キャンプで新シーズンへの準備を進めている。A選手は2軍の日程通り、3月から京畿道(キョンギド)利川(イチョン)でトレーニングに臨む。

チャムシル球場

以下、LGツインズの立場表明全文。

当球団所属選手の高校時代のいじめ問題と関連した球団の立場は次の通りです。

最近、社会的イシューの中心にある学生時代のいじめは決して起きてはならず、必ず根絶されなければならない行為として、球団はいじめ防止のための社会的責任に最善を尽くします。

また、いじめは敏感で重大な問題であり、それに対するすべての措置は明白な事実関係の確認が最優先に行われるべきです。

このため、球団は被害を主張される方の立場を尊重すべく、最大限中立的な姿勢を堅持し、該当する選手との面談、被害を主張されている方との面会、そして当時の状況把握のため、さまざまなルートを通じて慎重に事実関係の確認を行いました。

しかし、当時の関係者の証言なども踏まえて、被害を主張される方の内容とは大きく食い違うところであり、現状では事実関係の確認は困難であるとの結論に至りました。

そのため、球団は当該選手の法的対応などを通じて事実関係を明らかになるまでその判断を留保し、結果を待つことに決定しました。

当球団は、校内暴力を含め一切の暴力問題を根源的に根絶すると同時に、同僚と相手を配慮するチーム文化が定着するよう、教育と指導を通じた球団レベルのすべての努力を傾けていきます。

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