韓国Kリーグ1(1部)の大邱(テグ)FCは2月26日、ブラジル人MFセルジーニョ(30)の獲得を発表した。背番号は10番をつける。
1990年12月3日生まれのセルジーニョは、2010年にサントスでプロデビュー。その後、ブラジル国内やカザフスタンのクラブを渡り歩き、2017年に松本山雅FCへ加入。Jリーグでは4シーズン通算93試合に出場し、23ゴール12アシストの活躍を挙げた。
大邱FCはセルジーニョについて「経験豊富なベテランミッドフィールダー」とし、「身長は166センチと低いが足元の技術が優れており、感覚的なパスをベースに攻撃をけん引する選手。ドリブル突破や仲間との連携も良く、守備にも積極的に加わる選手だ」と評価した。
また、「スピーディーで効率的なカウンターや運動量を強みとする大邱FCの攻撃陣に活力を吹き込んでくれるはずだ」と期待を寄せた。
セルジーニョは入団に際し、「早くスタジアムで大邱のファンに会いたい。2021年は私と大邱のファンにとって本当に素晴らしい1年になるだろう。大邱の新たな歴史を作りたい」とコメント。
また、同国出身のFWセジーニャ(31)やFWエドガー(34)が在籍していることにも触れ、「ブラジル出身の友達がいるので適応には問題ない。良い連携をお見せしたい」と意気込みを語った。
セルジーニョは今月初めに韓国に入国。2週間の自主隔離やメディカルチェックなどを終え、本日(26日)からチームに合流する予定だ。
大邱FCには日本人選手のMF西翼(30)や2018~2019年に松本山雅に在籍したDFジョ・ジヌ(21)のほか、FWイ・グノ(35)MFアン・ヨンウ(29)GKムン・キョンゴン(26)、GKイ・ユノ(21)といった元Jリーガーが所属している。
来る4月14日にはチェンライ・ユナイテッド(タイ)とのアジア・チャンピオンズリーグ(ACL)プレーオフを控えており、勝ち上がれば川崎フロンターレらが属するグループIに入る。
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