彼の引き入れようとするクラブが移籍金1200億ウォン(約120億円)をトッテナムに支払うのであれば、ソン・フンミンとの契約期間も4~5年は必要で、それを計算すると今夏にソン・フンミンの市場価値はピークを迎えるという話だ。
欧州サッカーのスターたちが移籍した時期を振り返っても、ソン・フンミンがもう一度移籍する時期は、今夏が最適だ。
クリスティアーノ・ロナウドはマンUからレアル・マドリードに24歳6カ月のときに移籍しているし、ガレス・ベイルも24歳でトッテナムを離れてレアルのユニフォームを着た。ルイス・スアレスはリバプールからFCバルセロナに、27歳6カ月のときに移籍した。
ソン・フンミンの場合、満28~29歳になると、ヨーロッパのビッグクラブやプレミアリーグ優勝圏クラブへの移籍が難しくなるかもしれない。それだけに今夏は、ソン・フンミンのサッカー人生において、ターニングポイントになる時期でもあるわけだ。
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カタールW杯までの3年間、重要な国家対抗戦がないという点も、彼を迎え入れようとするクラブがソン・フンミンを最大限に活用できる時点が今夏であることを説明してくれる。『アイ・フットボール』によると、トッテナムもソン・フンミンのための新たな契約を準備しているという。
ここ最近のプレミアリーグで12試合10得点を記録しているソン・フンミン。その得点ラッシュに続き、今度は彼の移籍について欧州サッカー界が熱くなる見通しだ。