カタールW杯アジア予選で対戦するチームは、もはや韓国を恐れない

何よりもワールドカップ予選で韓国と対戦するチームは、アジアカップで韓国と戦ったチームの守備を参考にして試合を迎えることができる。ベント・コリアはアジアカップで露呈した課題を、ワールドカップ予選でも繰り返す可能性があるということだ。

カタールW杯アジア2次予選は、今年9月から始まる。

韓国はアジアカップのグループリーグで対戦したレベルのチームと、アジア予選のグループリーグで対戦する見通しだ。韓国が守備的なチームに何度も苦戦したので、対戦相手は自信を持って試合に臨むことができるだろう。

対戦相手が以前ほど韓国を恐れない点は、ベント・コリアが甘受しなければならない部分だ。アジアカップで良い結果が出ていればワールドカップ予選も問題なく準備できたが、現段階ではアジアカップ期間中に見せた不振の代価を支払わなければならない。

突破口を見つけるために、ベント監督は考えに考えるべきだ。

ベント監督は、自分のサッカー哲学を突き通す意思を表わしている。臨機応変ではなく、一貫性で問題を解決するという思いが強い。だったらベント・サッカーの完成度を高める作業が、秋まで伴われなければならない。

意味のない“こだわり”を固持すると、平準化が進んだアジアの舞台で引き続き苦戦するしかない。ワールドカップ本大会に備える準備も重要だが、予選を突破できなければ無意味な徒労に終わる。

【アジアカップ総括】ベント監督の“こだわり”は認めつつも、彼の考えを変える方法論が必要だ

ベント監督は頭を悩ませなければならない。

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