イ・ガンイン、今冬の移籍市場でバレンシア退団か。レアル・ソシエダも新天地候補に浮上

冬の移籍市場が開かれたなか、韓国代表MFイ・ガンイン(19、バレンシア)の移籍説も本格化しつつある。

【注目】イ・ガンインが韓国代表でも干されるワケ

スペインメディア『エルゴルデジタル』は、1月1日の報道を通じてイ・ガンインのレアル・ソシエダ移籍説を提起した。

同メディアは、レアル・ソシエダがレアル・マドリードに復帰したマルティン・ウーデゴール(22)の代役としてイ・ガンイン獲得を図っていることを説明。移籍金は1500万ユーロ(日本円=約18億7900万円)程度になると予想した。

ただし、移籍の時期は今冬でない可能性も言及。レアル・ソシエダが来夏の移籍市場でイ・ガンイン獲得を進め得るとも報じた。

(写真提供=Pressinphoto/アフロ)イ・ガンイン

プレミアリーグ進出も噂のイ・ガンイン

イ・ガンインは現在、バレンシアで満足できていない。というのも、ハビ・グラシア監督の下で出場機会を得られていないからだ。シーズン序盤こそ活躍を見せていたが、第16節終了時点で10試合に出場(うち先発6回)、出場時間は475分と、グラシア監督から十分なプレータイムを与えられていない。

さらに、イ・ガンインは新型コロナウイルス感染疑惑で直近の試合に出られなかった。昨年11月の国際Aマッチ期間以降、イ・ガンインは公式戦でまともにプレーができていない。

ただ、バレンシア側はイ・ガンインとの契約延長のため、熱心に働きかけている。ユース出身で将来が嘱望される選手を簡単には放出しないという立場だ。昨夏の移籍市場でフェラン・トーレス(21、マンチェスター・シティ)を放出しただけに、イ・ガンインまで出すことはできないという意志を見せている。

だが、イ・ガンインは出場機会の確保を重要視し、バレンシアからの契約延長オファーを断ったと伝えられている。

スペイン現地では、マンチェスター・シティが積極的にイ・ガンイン獲得を狙っているという報道も出た。今回、そこにレアル・ソシエダも加わったという形だ。“韓国の至宝”の去就は今後、一体どのような展開を迎えることになるのだろうか。

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