カタールが起こした“韓国版ドーハの惨事”…ソン・フンミンが雪辱に燃えている

彼はカタール戦を雪辱の機会ととらえている。ロシアW杯最終予選で味わった屈辱を、今回の対戦を通じて晴らさなければならないという思いが強い。

ソン・フンミンは疲労が蓄積しているにもかかわらず、韓国代表に合流後3日目に行われたグループリーグ第3戦(中国)に先発出場し、韓国の2得点すべてに絡む活躍を見せた。圧倒的な実力を最初の試合から証明したのだ。

しかしその6日後に行われたバーレーンとの16強では違った。延長戦までの120分をフルタイムで出場したにもかかわらず、相手の守備の集中マークを受けて、印象的な姿を見せることはなかった。

ソン・フンミンがうまくプレーできれば、チーム全体に自信がみなぎる。彼が苦しんでいれば、不安定な試合になる。それが今の韓国代表のまぎれもない現実だ。

カタール戦ではソン・フンミンが攻撃の先頭に立ち、韓国を勝利に導かなければならない。ベント監督が就任した昨年9月からのAマッチ6試合に出場し、計562分(フルタイム4試合)をプレーしたが、未だにゴールを決めていない。

ベント監督は、ソン・フンミンを左ウイングや攻撃的MFなど複数のポジションで起用し、最適な活用法を模索している。ダークホースから優勝候補の一角にまで浮上したカタールを相手に、ソン・フンミンが久しぶりのAマッチゴールを決められるかに注目が集まる。

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