NCダイノスの切り込み隊長パク・ミンウ、生え抜きスターの活躍で韓国シリーズ初優勝へ

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NCダイノスの1番打者パク・ミンウ(27)は、2012年に創設された同球団の初期メンバーだ。今では生え抜きのスターとして韓国国内で名を知られている。彼はこれまで数多くの失敗や経験を積んできたことで、今ではリーグ屈指の二塁手として成長している。

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今では韓国プロ野球(KBO)を飛び超え、韓国代表の正二塁手まで登りつめたものの、韓国シリーズでの優勝は未だ味わえていない。そして現在、パク・ミンウ自身とNCダイノス初の韓国シリーズ優勝に向け、挑戦している。

NCダイノスの切り込み隊長

今季のパク・ミンウはレギュラーシーズンで、467打数161安打8本塁打、打率0.345を記録した。NCダイノスのリードオフマンとして文句なしの活躍を見せている。

ガッツポーズをするパク・ミンウの後ろ姿

野球においてトップバッターの出塁は非常に重要だ。今シーズン主に1番打者として出場してきたパク・ミンウは、試合の1打席目から正確なバッティングで出塁を重ねてきた。

今季、パク・ミンウの試合初打席での打率は0.361(108打数39安打)に達している。ライバルと比較してもKTウィズのメル・ロハス・ジュニア(0.392)、NCダイノスのナ・ソンボム(0.390)に続き3番目に高い打率だ。さらに出塁率は0.415で打率よりも高く、ストライクとボールを見極める選球眼の良さも際立っている。彼は名実ともにKBO屈指のリードオフマンといえるだろう。

韓国シリーズ第1戦で先制後にベンチで祝福されるパク・ミンウ(中央)

現在開催中の韓国シリーズでも、パク・ミンウは存分に躍動している。2戦を終えた現在、8打数2安打、打率0.250と本領を発揮しているとは言い難いが、重要な場面でヒットを放っている。

11月17日に行われた斗山ベアーズとのシリーズ第 1戦では、1番セカンドで先発出場。斗山のエース、ラウル・アルカンタラを相手に1打席目から粘り強いバッティングを披露した。

カウント2ストライクの状況でも冷静にボールを見極め、最終的にはライト方向への2塁打を放った。パク・ミンウとの勝負で調子が狂ったアルカンタラは、続くナ・ソンボムとヤン・ウィジに連続ヒットを許し、NCダイノスに先制点を与えることとなった。パク・ミンウは攻撃だけでなく、鉄壁の二遊間を守る二塁手として、守備でも存在感を発揮している。

パク・ミンウの足跡

パク・ミンウがこれほどの選手へと成長した過程には、多くの失敗が礎となっている。2012年に高卒新人としてNCダイノスにプロ入りしたパク・ミンウは、2013年に1軍へと昇格。2014年には正二塁手の座を当時のレギュラーから奪い取った。その後、2016年には韓国シリーズに進出するなど、右肩上がりで成績を上げてきた。

しかし、順風満帆なプロ野球生活を送っているかに見えたパク・ミンウだが、大舞台ではたびたび涙を飲んできた。2014年に初のポストシーズンを戦ったパク・ミンウは当時「全体的に重苦しい雰囲気だった」と、緊張感があふれていたチーム状況を語っていた。緊張の影響かパク・ミンウも平凡な内野フライを取りこぼすなど、エラーを乱発した。

2016年に初参戦となった斗山ベアーズとの韓国シリーズで、パク・ミンウ個人としては15打数4安打、打率0.267、2盗塁を記録したが、チームは4連敗でチャンピオンの座を逃した。

韓国シリーズ第2戦でヒットを打ったあと、ポーズを決めるパク・ミンウ

しかし、このような数々の敗北でノウハウも蓄積してきた。パク・ミンウは27歳というまだ若い年齢ながら、どんな選手にも劣らない経験値を持っている。パク・ミンウの働き次第で、NCダイノスの韓国シリーズ優勝がかかっているといっても過言ではない。彼は「明日は考えずに、(目の前の)試合に臨む」と優勝に向けた強い意志を見せている。

両チームが1勝1敗の成績で迎える韓国シリーズ第3戦は、11月20日18時30分(日本時間)から高尺(コチョク)スカイドームで行われる。

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