「イ・スンウは弾ける才能を自制しない。ストレートで自信に満ちている。しかし、ペク・スンホは違う。非常に落ち着いている。大会に臨む覚悟を訪ねても“ベストを尽くす。チームのために身を捧げる”と答えた。後輩であるイ・スンウに刺激されないかとの質問にも“刺激されますよ”と返しただけだった。寡黙と言ってもいいほど静かな性格だった」
同大会で韓国代表を率いたキム・サンホ監督も、「ペク・スンホはイ・スンウとはまったく違う。とても物静かだ。感情を抑え、自制することを知っている」と説明している。
一方で、2人には共通点もあるという話も。U-19代表でふたりを指導したキム・サンホ監督が言っている。
「スンウは負けん気が非常に強いことで知られているが、スンホもその点は同じだ。物静かに見えて、グラウンドに出ると目が変わる。激しい体のぶつかり合いもいとわない」
冷静さと勝負への欲を持ち合わせているということだろう。
いずれにしても、韓国で期待を集めるペク・スンホ。“韓国のシャビ”の今後の活躍が楽しみだ。