このうち先月16日のバーンリー戦を除いて、ソン・フンミンはそのすべてに先発出場している。
バーレーン戦を含め、12月から1月までで15試合に出場したソン・フンミンの1試合平均出場時間は79分になった。
どんな監督でもソン・フンミンを重用したくなるのは当然だ。ソン・フンミンも「プレーしたくてもできないことがあることを考えれば、試合に出場できるのは選手としては幸せなこと」と肯定的に受け止めている。
ただ、最近はその鋭さが落ちたようで、心配の声も多い。連続させる先発出場が毒になったのではないかという意味だ。
もちろん、ソン・フンミンほどのクラスなら、体調が良くなくても代表チームに寄与できる。どのみち相手守備はソン・フンミンに集まるのだ。今大会で最高のダークホースに浮上したカタールとの準々決勝で、ソン・フンミンの攻撃本能が蘇れば、ベント号の足取りも軽くなることだけは間違いないだろう。
◇ソン・フンミン 12~1月の成績表
・12月3日 アーセナル戦 78分出場
・12月6日 サウサンプトン戦 90分出場 1ゴール
・12月9日 レスターシティ戦 73分出場 1ゴール1アシスト
・12月12日 バルセロナ戦 70分出場
・12月16日 バーンリー戦 15分出場(後半交替)
・12月20日 アーセナル戦 78分出場 1ゴール
・12月24日 エヴァートン戦 78分出場 2ゴール1アシスト
・12月27日 ポーツマス戦 86分出場 2ゴール
・12月30日 ウルバーハンプトン戦 90分出場 1アシスト
・1月2日 カーディフ·シティ戦 75分出場 1ゴール1アシスト
・1月5日 トランメア戦 64分出場 1ゴール2アシスト
・1月9日 チェルシー戦 79分出場
・1月14日 マンU戦 90分出場
・1月16日 中国戦 88分出場 1アシスト
・1月22日 バーレーン戦 120分出場