韓国プロサッカー連盟は11月5日、ソウルのスイスグランドホテルで行われたKリーグアワード2020で、ニューエンブレムとともにKリーグの新しいブランドアイデンティティを発表した。
今回発表されたスローガンは“Dynamic Pitch”(ダイナミックピッチ)だ。選手のダイナミックなプレーやファンの熱狂的な応援で、Kリーグを世界で最もダイナミックなリーグに作り上げるという願いを込めた。
新しいエンブレムはKリーグの象徴であるアルファベット“K”の文字と、“シューティングスターK”を前面に打ち出したものとなっている。
既存のエンブレムは“シューティングスターK”がフレーム内に収まっていたが、新しいエンブレムではより大胆かつダイナミックなデザインにすることで、“強さ”と“自信”をイメージさせている。ほかにも太極マークの主な視覚要素である曲線と、高彩度の赤と青を“シューティングスターK”にあしらい、シンプルかつスタイリッシュなデザインとした。
また、韓国プロサッカー連盟は新しいコンセプトを通じてKリーグが追求する、“Deep Connection”(ディープコネクション)、“Open to Everyone”(オープントゥエブリワン)、“Joyful Moments”(ジョイフルモーメント)、“Dynamic Experience”(ダイナミックエクスペリエンス)など4つのコアバリューを掲げた。
“Deep Connection”はファン、クラブ、選手、地域社会との関係を密接にし、深い絆の形成することを意味し、“Open to Everyone”は性別、年齢、地域など関係なく誰でも気軽に楽しめる、開かれたリーグ作りを意味する。また“Joyful Moments”は単なるスポーツの枠を越えて、エンターテイメントやレジャーライフとして根本的な娯楽としての楽しみの提供したいとの思いを込め、“Dynamic Experience”は韓国サッカー特有の激しさを通じてダイナミックな経験を提供することを伝える。
新しいエンブレムは来シーズンから使用される。中継でのグラフィックや、さまざまなコンテンツ、グッズなどに使われる予定だ。韓国プロサッカー連盟は今後、新コンセプトにもとづいたアプリケーションを開発し、デザインやグラフィックスを統一することで、確固たるブランド価値の創出を計画している。また全職員へのブランド教育を義務化し、一貫した方向性で各種マーケティングプロジェクトを進行することを発表した。
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