畑岡奈紗が4位に奮闘した大会で…韓国女子勢、またもや「トップ10入りゼロ」、なぜ?

2020年10月06日 ゴルフ #米国女子ツアー

今シーズン、米国女子ツアー12番目の大会であった「ショップライトLPGAクラシック」(賞金総額200万ドル)で、韓国女子勢は1人としてトップ10に名を連ねることができなかった。

【写真】「あの美人プロも?世界で活躍する“韓国系”女子ゴルファー

12大会が終了した時点で、すでに3大会目となる“トップ10入りゼロ”となっており、これまでに前例のない状況だ。

新型コロナウイルスの影響で、5カ月ぶりに再開された8月の「LPGAドライブオン選手権」でも、韓国女子勢は1人もトップ10に入ることができなかった。2月に行われた「ISPS HANDAオーストラリア女子オープン」で7年ぶりの優勝を飾ったパク・ヒヨン(33)が20位タイに入ったのが、精一杯だった。

また8月の「マラソンクラシック」でも、シン・ジウン(27)が20位タイにつけたのが韓国女子勢の最高成績だった。

韓国女子勢、不振の原因

10月5日に終了したショップライトLPGAクラシックでは、世界ランキング7位のキム・セヨン(27)が最終日を3アンダーの69打で終了し、韓国選手で最高順位の18位タイ(276打)に終わった。

(写真提供=KLPGA)キム・セヨン

初日、2日目で首位を走り、優勝への期待を抱かせたイ・ミヒャン(27)は3打を失って27位タイ(278打)に終わり、飛距離が自慢のパク・ソンヒョン(27)は5打を縮め、イ・ミヒャンと同じ27位タイまで順位を引き上げた。

世界ランキング9位のパク・インビ(32)、メジャー大会である「ANAインスピレーション」を制したイ・ミリム(29)、そしてチェ・ウンジョン(29)にいたっては、予選通過すらできないほどの不振を極めた。

今シーズン、韓国女子勢の優勝のニュースが少ない。例年は12~15勝ずつ挙げていたが、今季はパク・ヒヨン、パク・インビ、イ・ミリムが挙げたわずか3勝にとどまっている。

韓国女子勢が不振の理由は、新型コロナの影響だといわれている。

女子ゴルフ世界ランキング1位のコ・ジンヨン(25)、同11位キム・ヒョージュ(25)をはじめ、すべての選手が米国女子ツアーに復帰できておらず、韓国選手間での競争意識が乏しいためとみられている。

明知(ミョンジ)大ゴルフ部元監督のユ・ヒョンファンプロは「新型コロナの影響はとても大きい。全選手が復帰し、選手間の競争による緊張感が復活したとき、良い成績を期待できるだろう」と語った。

前へ

1 / 1

次へ

RELATION関連記事

RANKINGアクセスランキング

PHOTO写真

TOPIC「BTS」特集