映画化までされた女子ハンドボール韓国代表のベテラン選手が“横領疑惑”で辞表を提出

2020年07月08日 スポーツ一般

韓国映画『私たちの生涯最高の瞬間』の実在する主人公として有名な女子ハンドボール韓国代表GKオ・ヨンラン(47)が、仁川(インチョン)市体育会に辞表を提出した。

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2004年のアテネ五輪で銀メダルを獲得し、2016年リオデジャネイロ五輪では韓国代表主将を務めたオ・ヨンランは最近、横領疑惑などが浮上して仁川市体育会の調査を受けていた。

仁川市体育会は7月7日、「最近浮上したオ・ヨンラン選手に対する問題の事実確認のために調査を進めている。調査結果をもとに、今月中にスポーツ公正委員会に付託するかどうかを決定する」と述べた。

選手たちの食費を私的利用か

オ・ヨンランは最近、所属チームで選手団の食費を個人的に使用したという疑惑を受けた。

オ・ヨンラン

韓国メディア『中部日報』は去る6月16日、仁川市庁の元・現職選手たちの証言をもとに「過去5年間ほど1人当たり30万ウォン(約3万円)を超える食費をオ・ヨンラン選手の個人口座に送金し、オ選手が宿泊施設長はもちろん、個人の生活必需品も決済した。オ選手が任意で監督にギフト券や時計をプレゼントした」などと疑惑を報じた。

続いてオ・ヨンランが後輩選手たちに金品や贈り物を露骨に強要し、娘の宿題をさせたり、家の洗濯を宿泊施設に持ってきて洗濯させたりしていたなどの追加の暴露も報道され、議論となった。

数々の疑惑が浮上すると、オ・ヨンランは仁川市体育会に辞表を提出し、仁川市体育会は現在、関連調査が終わるまで辞表の受理を保留した状態だ。

仁川市体育会は「オ・ヨンランの体調が優れず、直接的な対面調査はできていないが、7月6日に書面で立場を伝えた」とし、「現在所属する選手13人の個別面談はすべて終え、監督についての調査もすぐに終了する予定」と説明した。

オ・ヨンランは1996年アトランタ五輪と2004年アテネ五輪で銀メダルを、2008年の北京五輪で銅メダルを獲得。2016年リオデジャネイロ五輪にも出場したベテランGKだ。

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