元SB李大浩、チーム優勝のために“ひと肌脱ぐ”宣言「選手としての最終目標」

「幼い頃から父親のように見守ってくれたヤン・サンムン監督がロッテに復帰する。僕の目を見て思考を読み取るくらい、僕のことを知り尽くしている方だ。ベテランとしてチームを引っ張る立場にある僕がここまで成長できた背景には、ヤン監督の配慮があった。今度こそ、その恩返しがしたい」

また、来シーズンに対する自信も見せた。

「日本で指名打者としてプレーしたとき、守備をしない状態で打撃感覚を維持するノウハウをある程度取得した。チェ・テインと交互に1塁と指名打者をやれば、相乗効果が出ると思っている。ソン・アソプやチョン・ジュヌなど、後輩たちが絶好調なので、チームもいい成績を出せると信じる」

ロッテ・ジャイアンツは、マウンドを含む守備さえ固めれば勝算があるといわれている。

クローザーのソン・スンラクを筆頭にしたブルペン陣は今年も好調だった。外国人投手や野手1人の力量も重要だが、李大浩らベテラン選手たちがどれほど着実にプレーするかが鍵となる。

李大浩は、「着実に個人トレーニングを行いながらシーズンの準備に突入した。キャプテンも譲ったことだし、野球だけに集中する環境は出来上がったと思う。来年は、僕だけでなく、より多くの選手たちが年末の授賞式で輝いてほしい」と、闘志を燃やした。

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