代表選手の相次ぐ“逸脱行為”受け…大韓体育会が罰則強化で再発防止に取り組む

2020年05月31日 スポーツ一般

大韓体育会が、最近の国家代表選手の相次ぐ飲酒、逸脱行為に対し、練習綱紀と関連した制度を整備し厳正に対応する方針を示した。

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前・現職の国家代表選手の逸脱行為が再発しないよう、大韓体育会は「国家代表選抜及び運営規定」を改正し、国家代表及びトレーナー、競技役員の欠格事由を補完、強化する予定だ。

団体別に異なる処分が行われてきた懲戒基準が一元化

(写真提供=大韓体育会)

該当規定が改正されれば、飲酒運転などと関連した行為で、500万ウォン(日本円=約50万円)以上の罰金処分が言い渡されて3年が経っていないか、500万ウォン未満の罰金処分を受けて2年が経っていない場合、国家代表選手として活動することができなくなる。

また、「スポーツ公正委員会規定」にも、懲戒対象に飲酒運転や違法賭博などと関連する違法行為を新設し、違法行為に対する懲戒基準も重懲戒以上を適用する方針だ。

飲酒や賭博に関する懲戒基準を細分化すれば、団体別に異なる処分が行われてきた懲戒基準が一元化し、これまでの低い処分水準に対する議論を払しょくできるものと期待される。

大韓体育会は各種目団体の意見を収集した後、来月5日の第46回スポーツ公正委員会で「国家代表選抜及び運営既定」、7月1日の第47回委員会で「スポーツ公正委員会規定」の改正案を審議する予定で、今後理事会の議決を経て、改正された規定を施行することになる。

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