昨年の“韓国版沢村賞”投手、メジャーで大炎上…1回もたず4四球5失点で悪夢のKO 通算防御率「11.12」に

“韓国版沢村賞”も受賞したサンディエゴ・パドレスの投手カイル・ハートが、1回も投げ切ることができずに降板する屈辱を味わった。

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ハートは4月7日(日本時間)、敵地リグレー・フィールドで行われたシカゴ・カブス戦に先発登板。0.2回を投げて2被安打、4四球、5失点という内容で早期降板した。

1回表にパドレス打線が3点を先制し、手厚い援護を受けて同回裏のマウンドに上がったハートだが、先頭打者のイアン・ハップと鈴木誠也に連続で四球を与えると、カイル・タッカーの右前適時打、ジャスティン・ターナーの犠飛であっという間に2失点を喫する。

その後も一死一塁から制球が乱れ、ダンスビー・スワンソンにも四球を与えると、ニコ・ホーナーに同点となる適時二塁打を浴びた。続くピート・クルーアームストロングには一死二、三塁で投ゴロを処理し本塁で三塁走者を刺したが、直後にクルーアームストロングの二盗を許し、マット・ショウに四球を与えたところで降板決定。ハートは2番手のローガン・ギラスピーにマウンドを託した。

ただ、ギラスピーも二死満塁のピンチが負担になったのか、まさかの2連続ボークで2点を与えてしまう。最後はカーソン・ケリーを遊直に打ち取ったが、チームは3-5と逆転を許した。

この日、ハートは自責点5を記録し、防御率は登板前の「3.60」から一気に「11.12」へと跳ね上がった。

カイル・ハート
(写真提供=OSEN)カイル・ハート

ハートは昨年、韓国プロ野球KBOリーグのNCダイノスに加入し、26試合で13勝3敗、防御率2.69を記録した。182奪三振はリーグ1位、防御率と勝率(0.813)はリーグ2位、勝利数はリーグ3位タイの活躍で、“韓国版沢村賞”とも呼ばれるチェ・ドンウォン賞をはじめ韓国プロ野球の投手部門3冠(ゴールデングラブ、守備賞、チェ・ドンウォン賞)を受賞した。

これを機に、今年2月にパドレスと1年保証150万ドル(日本円=約2億1790万円)、最大2年850万ドル(約12億3477万円)の条件で契約し、2020年のボストン・レッドソックス時代以来となるメジャー復帰を果たした。

そして、4月1日に行われたクリーブランド・ガーディアンズ戦で復帰登板し、5回2失点の内容で勝利投手となっていた。だが、中5日で迎えた今回の登板では制球が乱れ、連勝を挙げることができなかった。

なお、パドレスはハートの炎上後も粘り強く戦い、最終的に8-7の逆転勝利を収めた。8回に二死二塁からガビン・シーツの同点適時打が飛び出すと、9回表には一塁手のエラーの間にホームインに成功。これでチームはシーズン8勝2敗とし、ナ・リーグ西地区3位につけている。

(記事提供=OSEN)

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