“第2の大谷翔平”は誕生するのだろうか。米メジャーリーグに挑戦する18歳の二刀流に韓国メディアも注目している。
ロサンゼルス・ドジャースの大谷翔平(30)は昨シーズン、打者に専念して史上初の「50-50(50本塁打&50盗塁)」を達成し、ベーブ・ルース以来の二刀流スターとしてMLBを揺るがした。今季は投手に復帰し、再び二刀流としてシーズンを戦う予定だ。
そんなMLBに、日本から新たに二刀流の有望株がやってくる。桐朋高校の森井翔太郎(18)がその人だ。
『MLB.com』は1月16日(日本時間)、オークランド・アスレチックスが森井とマイナー契約を結んだことを明らかにした。契約金は151万500ドル(日本円=約2億3000万円)で、日本のアマチュア選手史上最高となる金額だ。
森井は大谷と同じ右投左打で、守備位置は遊撃手だ。高校では通算45本塁打を記録し、投手では最速95マイル(約153km)の速球を投げる。
高校最後の夏は初戦コールド負けに終わったが、日本プロ野球の各球団は森井の才能とポテンシャルを高く評価し、関心を示した。ただ、森井本人は日本ではなくアメリカを選んだ。
森井は今シーズン、アスレチックス傘下のマイナーでプレーし、着実に成長の階段を上るものとみられる。
アスレチックスのダン・フェインステインGM補佐は、「我が球団の歴史的な日だ。森井は我が球団で初めて契約を結んだ日本の高校生だ。森井の二刀流に対する情熱を知っている。我々は森井が投打両面で成長できる方法を探すだろう」と伝えた。森井の“二刀流支援プログラム”を積極的に稼動するという意味だろう。
これまで、MLBの舞台で二刀流を成功させることはほぼ不可能な領域と見られてきた。しかし、スーパースター大谷の成功事例を通じて、森井も同じ道を歩むことになった。
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