「日本サッカー界が五輪延期に頭悩ます」と韓国紙…森保監督の兼任問題に言及

東京五輪の延期によって、U-23代表とA代表を兼任する監督たちの去就に変化の兆しが表れている。

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日本メディアの報道によると、サッカー日本A代表とU-23代表を兼任する森保一監督の“兼任持続の有無”について、次期の技術委員会で協議されるという。

森保監督は、2018年ロシアW杯直後の同年7月にA代表の監督に就任。2017年からすでに務めていたオリンピック代表監督も、同時に兼任することになった。

しかし、オリンピックの延期決定で状況は変わった。当初予定されていた今夏のオリンピックは、2022年カタールW杯アジア2次予選が終了し、最終予選に突入する前の休息期間に開催される日程だった。

そのため、A代表とU-23代表の兼任についても、当時は大きな問題はないと判断されていた。

東京五輪が来年に延期されたことで、現在は複雑な状況にある。

E-1サッカー選手権での森保一監督

新型コロナウイルス感染症の影響で延期された2次予選が今年中に終了すれば、来年からは最終予選が始まる。最終予選はワールドカップ本選に出場するための最後の関門であるため、どの試合も逃すことはできず、集中力が求められる。

そのため、ワールドカップ最終予選の期間にオリンピックが開かれる場合、森保監督が2つの大会をすべて消化することは難しいという見通しだ。

とはいえ、監督交代を即座に断行するのも容易ではない。森保監督は、現世代の選手を長期間指導してきたため、専門性に優れた監督として評価されている。監督交代によるリスクは大きいだろう。

自国開催の東京五輪で悲願の金メダル獲得を狙う日本サッカー界にとって、延期による監督の去就問題は大きな悩みの種となるはずだ。

兼任監督の去就は、日本だけで起きている問題ではない。

オーストラリア代表率いるグラハム・アーノルド監督は、2018年からA代表とオリンピック代表を兼任して指揮している。同国もワールドカップ最終予選に注力することが濃厚な状況であるため、監督の去就整理が求められているという。

今回の兼任監督の去就から出場資格年齢まで、延期によってあらゆる問題が発生しているオリンピックの男子サッカー競技。来年の開催までに解決される日は来るのだろうか。

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