韓国の人気女子ゴルファー、アン・ソヒョンが年末に際して再び寄付活動を行った。
アン・ソヒョンは12月9日午後に財団法人ナインバリューズ財団事務局を訪問し、後援物品を渡すとともに、ナインバリューズが今年主管した「ファースト・ティ・コリア」定期教育を修了した教育生たちに激励を伝えた。
アン・ソヒョンは後援物品の伝達式を通じて、今季ツアー活動における各種大会で自身が実際に着用したゴルフウェアをはじめ、サンパッチなどの物品を寄付した。
彼女がKLPGAの正規ツアー(1部)とドリームツアー(2部)で実際に着用していたゴルフウェアの寄付は、ゴルフを通じた人間性教育を受けている「ファースト・ティ・コリア」の教育生たちにとって非常に大きな意味を持つものと期待される。
というのも現在、韓国国内外の主要なゴルフ大会では、環境保護のために大会期間中のゴミ排出を少しでも減らそうと、会場内ではペットボトルに入ったミネラルウォーターを提供せず、個人でタンブラーを持ってくるようにするなど、環境保護と資源リサイクルのためにさまざまな努力を行っているからだ。
一方、ゴルフウェアの後援を受けているほとんどの著名なプロゴルファーは、ウェアスポンサーのプロモーションのため大会期間中にさまざまなウェアを着て大会に出場するが、このようなウェアは大会が終わった後、公式にリサイクルされるケースは決して多くなかった。
そのため、今回のウェア寄付を通じて、子どもたちに資源リサイクルに対する真の教育を行うと同時に、自分の分野で熱心に努力し、最高の舞台でプレーをする選手と交感できる場が用意されたという点で非常に意味が大きい。
アン・ソヒョン自身も寄付に際し、「ゴルフを通じて正しく育っているジュニアたちに自然環境保護と資源リサイクルに対する意味を教えたく、これまで各種大会で私が着ていたウェアをはじめとするそのほかの物品を後援することになった。私のこのような小さな努力に力付けられ、多くの子どもたちが自分の夢を育み、さらに自信を持てることを願う」と話した。
財団法人ナインバリューズは非営利団体として、1997年にアメリカで誕生し、現在も活発に行われている教育プログラム「ファースト・ティ・プログラム」を導入し、韓国国内の子どもたちの人間性とリーダーシップの育成を行っている。今回はアン・ソヒョンの後援によって、ジュニアゴルファーたちの正しい人間性育成という教育目標を実践できるようになった。
今回の後援は単なる物質的な寄付を越え、スポーツを通じた価値と分かち合いを伝えようとするアン・ソヒョンの誠実な思いが込められており、より一層輝きを放っている。
◇アン・ソヒョン プロフィール
1995年4月16日生まれ。身長167cm。幼い頃はピアニストを夢見ていたが、父親にゴルフ練習場へと連れられたのをきっかけに、小学5年生からゴルフを始める。2013年に韓国女子プロゴルフ協会(KLPGA)に入会。優れた美貌と圧巻のスタイルで、韓国のみならず日本でも注目を集めている。
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