“東京五輪ボイコット”が現実的に…予定通り開催なら「選手団を派遣しない」という国も

2020東京五輪が予定通り強行された場合、選手たちのボイコットが現実化しそうな雰囲気だ。

【注目】IOCの東京五輪意思表明に世界各国のオリンピアンたちが「無責任だ」と糾弾

カナダの公営放送『CBC』は3月23日(日本時間)、カナダオリンピック委員会とパラリンピック委員会が、東京五輪が延期されることなく予定されたスケジュールで開幕した場合、選手団の派遣を拒否するだろうと速報形式で伝えた。

特定の国のオリンピック委員会が、東京五輪と関連して大会強行時にボイコットを宣言したのは、カナダが初めてだ。

(画像=CBC公式サイト)

国家に関係なく、東京五輪が7月に開催された場合、ボイコットを検討している選手たちもいる。

フェンシング男子サーブル世界ランキング2位のマックス・ハルタン(ドイツ)は最近、現地メディアとのインタビューを通じて「予定通りオリンピックが開かれたら、私は出場しない」と明らかにした。

ハルタンは最近の国際大会で頭角を表している強豪だ。彼はドイツオリンピック委員会の選手委員長を務めており、そんな彼がボイコットを検討しているという発言が持つ意味は大きい。

ヨーロッパ地域では新型コロナウイルスの感染拡大が深刻で、ほとんどの国が外出と移動を禁止されている。そのためオリンピックに出場する選手たちが、正常に練習を行えていない。

ハルタンは「今はトレーニングも難しい状況だ。この危機を終息するために、どう貢献できるかを考えている」と伝えた。

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