新型コロナウイルス感染症の影響で、来月末までシーズンは中断されているプレミアリーグ。そんな中でも、トッテナムファンの“ソン・フンミン・ロス”は続いているようだ。
【写真】人気アイドルも“メッシVSロナウド論争”に参戦!? 気になる答えは?
右腕骨折で戦列を離れているソン・フンミン(27)が、トッテナムファンの選出する“2月のチーム月間MVP”に輝いた。
去る3月20日、トッテナムは公式ホームページで“2月のチーム月間MVP”のファン投票結果を発表した。ソン・フンミンは79.79%と断トツの投票を得て、次点のウーゴ・ロリス(10.84%)を大きく突き放した。
これで、ソン・フンミンは9月、10月、11月に続いて今シーズン4回目のチーム月間MVP受賞となった。
負傷の影響で2月中はわずか3試合の出場にとどまったソン・フンミンだが、その間に
で4ゴールを決める印象的な活躍を披露した。最後の出場となった2月16日のアストン・ヴィラ戦では腕が折れた状態で2ゴールを挙げ、チームを逆転勝利に導いた。
トッテナムのファンサイト『Spurs Web』は、2019-2020シーズンの年間MVP候補にソン・フンミンの名前を挙げた。
今シーズン、ソン・フンミンはけがを負うまで最高のキャリアを送っていた。今年1月に同僚ハリー・ケインがハムストリングの負傷で離脱して以降、ソン・フンミンはナンバーワンストライカーの役目を果たし、チームに勝ち点をもたらしていた。
『Spurs Web』は、「ソン・フンミンは、ケインの不在時も地道に得点力を見せつけた。負傷離脱までは素晴らしい活躍を披露した」と評価した。
同メディアは、トッテナムはじめアーセナルやチェルシーなど、ロンドンに本拠地を構えるチームによる今シーズンの“ロンドン・ベストイレブン”にもソン・フンミンの名前を挙げた。
ソン・フンミンは、昨年12月のバーンリー戦で決めた70m独走ゴールで“シーズンベストゴール”の候補にも挙がるなど、依然としてファンから高い評価を得ている。
現在、ソン・フンミンは復帰のために計画されたリハビリプログラムを消化している。韓国での手術を終えてイギリスへ戻ってきたソン・フンミンは、14日間の自己隔離を終え、去る3月16日から本格的にリハビリを行っている。
トッテナムは新型コロナの感染拡大を受け、来月末までの練習場閉鎖を決定した。しかし、負傷離脱中のソン・フンミンやケイン、スティーブ・ベルフワインらは、練習場の出入りが可能であると知られている。
早期の復帰が待ち望まれているソン・フンミンが、今シーズンの間に再びグラウンドに戻ることは出来るのだろうか。
前へ
次へ