パリ五輪の陸上競技のトラック&フィールド種目で日韓の明暗が分かれた。
【写真】韓国人選手、記念撮影で日本の金メダリスト差し置いて前に…物議の一枚
まず、韓国は陸上走り高跳び男子の「希望」ウ・サンヒョク(龍仁市庁)がメダル獲得に失敗した。
ウ・サンヒョクは8月11日(日本時間)に行われた陸上走り高跳び男子決選で、2m31cmの壁を越えることができず、メダル獲得に失敗。最終順位は7位だった。
ウ・サンヒョクは3年前の東京五輪で大きな試練を経験した。当時、2m35cmを跳んだが、ジャンマルコ・タンベリ(イタリア)、ムタズ・バルシム(カタール)、そしてマクシム・ネダセカウ(ベラルーシ)の計3人が2m39を越えたため、4位に。ほかの大会であればメダルも獲得できた。実際、2012年ロンドン五輪の金メダル記録は2m33cmだった。
それだけに、今回のバリ五輪でウ・サンヒョクは、今度こそ韓国にトラック&フィールド初の金メダルをもたらすという覚悟で挑戦したが、力不足だった。
一方で同日、日本は北口榛花が陸上女子やり投げ決勝で65m80cmを投げて優勝している。
北口は東京五輪では12位だったが、昨年の世界選手権では優勝。そして今回、日本にトラック&フィード種目初の金メダルをもたらす大快挙を成し遂げた。
■日本国籍を放棄してパリ五輪「韓国代表」となった女子選手(21)、一体なぜ?
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