日本代表MF久保建英(20)、韓国代表MFイ・ガンイン(21)らが所属するマジョルカが、ルイス・ガルシア監督の解任を決断した。
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マジョルカは3月23日(日本時間)、公式ホームページを通じてガルシア監督の解任を発表した。
クラブは「ガルシア監督はクラブ史上最高成績で1部昇格に導いた。これまでのガルシア監督の功績に感謝したい。今後、すべてのにおいて幸運が訪れることを願っている」と伝えた。
現在のマジョルカは非常に厳しい状況に置かれている。直近のリーグ戦で6連敗を喫し、20チーム中18位(勝ち点26)と降格圏内に転落した。
ガルシア監督が就任した2020-2021シーズンは2部リーグ2位という結果で1部昇格を成し遂げたが、今季は再び降格の危機に直面している。そこでクラブは指揮官交代という勝負に出た。
ガルシア監督の後任には、元日本代表監督のハビエル・アギーレ氏をはじめ、ジローナやセビージャを指揮したパブロ・マチン氏などが挙がっているという。
指揮官交代に伴い、イ・ガンインの立場がいかに変化するかにも関心が集まっている。
昨年8月、バレンシアとの契約を解除してマジョルカと4年契約を結んだイ・ガンインだが、ここ最近は十分な出場機会を得られていなかった。直近に行われたラ・リーガ第29節エスパニョール戦では8試合ぶりに先発出場し、後半15分に久保と交代するまでプレーしていた。
今季のラ・リーガでは23試合に出場し、1ゴール2アシストを記録しているイ・ガンイン。ガルシア監督体制ではベンチスタートが続いたが、新監督の下でプレータイムを確保できるかに注目したい。
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