元東北楽天のブリガムはなぜ台湾に?エース級の活躍も韓国への早期復帰が囁かれているワケ

かつて東北楽天ゴールデンイーグルスに在籍し、昨年まで韓国のキウム・ヒーローズに所属していたジェイク・ブリガム(33)は今、台湾を征服している。

ブリガムは2020年冬、キウム・ヒーローズとの再契約に失敗したあと、台湾プロ野球の味全ドラゴンズと契約を交わした。台湾プロ野球開幕後、4度の先発登板で21.2イニングを消化し、2勝1敗、防御率0.42を記録している。

興味深いのは、ブリガムと味全ドラゴンズとの契約内容だ。最近は台湾プロ野球界も外国人選手と年俸契約を結ぶなど、シーズン中の流出を防ぐ傾向にあるが、ブリガムは月俸契約を締結したという。

そのような契約体系を交わしたブリガムを、韓国球界も注視しているようだ。多くの韓国球団は、ブリガムがシーズン中に移籍が可能なことを把握しており、台湾での様子を逐一確認している。

韓国野球と台湾野球にレベル差はあるが、ブリガムは初の台湾で4試合防御率0.42を記録している。ブリガムがこのまま上昇傾向を維持すれば、外国人投手が離脱したチームや、不振に喘ぐチームの補強第1候補となりうるはずだ。

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キウム・ヒーローズ時代のジェイク・ブリガム

あまり知られていないが、韓国球界と台湾球界は選手の移籍が活発だ。今季の韓国プロ野球には昨年まで台湾でプレーしていた投手が2人、台湾プロ野球には前述したブリガム含め、韓国でのプレー経験がある投手10人がプレーしている。

ブリガムが台湾に渡ったワケ

キウム・ヒーローズがブリガムと決別した原因はコンディションにあると言われている。

2018年に199イニングを投げたブリガムは、2019年に158.1イニング、2020年には107イニングを消化した。韓国球界では、外国人投手の負傷離脱はチーム全体に致命的な打撃を与えるとされている。

しかし、ブリガムが台湾でコンディションに何ら問題がないことを証明できれば、韓国球団が見過ごすはずがない。キウム・ヒーローズはブリガムを保留選手リストに入れなかったため、韓国10球団すべてがブリガムの獲得が可能となっているようだ。

とある首都圏球団の関係者は、「ブリガムは韓国で4年を過ごしただけに、様々な状況をよく知っているはずだ。韓国や日本への進出も十分考慮しているのではないかと思う」と述べた。

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