日本(世界ランキング7位)にストレート負けを喫した翌日、女子バレー韓国代表(同34位)が5連敗から脱出した。
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フェルナンド・モラレス監督率いる韓国は6月13日(日本時間)、福岡県の西日本総合展示場新館で行われたFIVBバレーボールネーションズリーグ(VNL)第3週の第2戦で、フランス(同20位)にセットカウント3-2(25-23、21-25、17-25、25-22、15-13)で勝利した。
韓国はVNLで、2021年大会終盤から2024年大会序盤にかけて30連敗するも、今大会第1週最終戦でタイ(同13位)を破り、約3年ぶりに勝利を収めた。
しかしその後、第2週の4戦全敗に続き、12日の第3週初戦では日本にセットカウント0-3のストレート負けを喫し、5連敗とした。ただ、第3週2戦目でフランスを破り、連敗をストップさせた。
フランス戦、韓国は第1セットを先取した後、第2~3セットを連続で奪われたが、第4セットを制し、勝負を第5セットに持ち込んだ。
第5セットでは、6-6の状況でフランスが連続してミスを犯し、韓国がリードするも、フランスの連続アタックが決まり相手にリードを奪われる。
それでも、10点以降の勝負で韓国が集中力を発揮した。13-13でピョ・スンジュ(31)のサーブがフランスの凡ミスを誘発し、マッチポイント。最後もピョ・スンジュのサーブをフランスが再びレシーブできず、勝利を掴み取った。
韓国はブロックで14対9、サーブで7対3でいずれもフランスを上回った。
チョン・ジユン(23)が20得点でチーム最多得点を挙げ、カン・ソフィ(26)も18得点と続いた。そのほか、ミドルブロッカーのチョン・ホヨン(22)が12得点、イ・ダヒョン(22)が10得点と二桁得点に成功した。
なお、韓国は今後、14日にイタリア(同4位)、16日にオランダ(同9位)と対戦する予定だ。
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