女子バレー韓国代表が完敗を喫し、FIVBバレーボールネーションズリーグ(VNL)で連敗に陥った。
フェルナンド・モラレス監督率いる韓国は5月31日(日本時間)、米テキサス州アーリントンで行われたVNL第2週の2戦目で、ポーランドにセットカウント0-3(20-25、20-25、10-25)のストレート負けを喫した。
韓国は今月20日に行われた第1週最終戦でタイを下し、VNLで2021年6月15日のカナダ戦以来約3年ぶりかつ31試合ぶりに勝利。2021年から続いた“30連敗”の記録をストップさせていた。
しかし、舞台をアメリカに移して迎えた第2週では、初戦でそれまで未勝利だったブルガリアにフルセットの末敗戦。そして今回、ポーランドに完敗し、再び連敗の沼に陥った。韓国は6試合を終えて1勝5敗としている。
2021年東京五輪で韓国をベスト4に導いたステファノ・ラバリニ監督が率いるポーランドは、今大会で日本にストレート勝ちするなど、韓国戦前まで全勝を収めていた。
そのような強豪相手に、韓国はキャプテンのパク・ジョンア(31)とチョン・ジユン(23)がそれぞれ10得点ずつ挙げたが、力不足だった。
第1セットは序盤に点差を離されながらも、連続得点で巻き返しを図ったがセットを奪われた。
第2セットでは序盤に4-1とリードを奪い、カン・ソフィ(26)とイ・ダヒョン(22)が連続ブロックを決めるなど接戦を演じたが、セットを得るには至らなかった。
そして、第3セットは力なく奪われた。パク・ジョンアがチーム最多の3得点を上げたが、カン・ソフィとチョン・ジユンが各1得点にとどまった。
この日、韓国はアタックはもちろん、ブロック(5-12)やサーブ(2-7)などすべての面でポーランドに圧倒された。
敗れた韓国は、世界ランキングで0.64ポイントマイナスとなったが、38位を維持した。一方、勝利したポーランドも3位から変動がなかった。
韓国は来る2日に世界ランキング1位のトルコと対戦。3日に同9位のカナダと対戦し、第2週の日程を終える。
その後、6月12日からは日本の福岡県に舞台を移し、12日に同8位の日本、13日に同19位のフランス、14日に同5位のイタリア、16日に同10位のオランダと対戦する予定だ。
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