ソン・フンミン(トッテナム)がチェルシー戦の“一発退場”を振り返った。
ソン・フンミンは2019年12月23日に行われたプレミアリーグ第18節チェルシー戦で、相手DFアントニオ・リュディガーに衝突。その後の立ち上がる過程で足を振り上げ、それがリュディガーの腹部に当たり、審判から報復行為と見なされて一発レッドとなった。
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3試合の出場停止処分を受けたソン・フンミンは、1月5日のFAカップ3回戦のミドルズブラ戦で復帰した。
ソン・フンミンは2019年の1年間で、なんと3度のレッドカードを受けた。昨シーズン第37節ボーンマス戦、11月4日のエバートン戦、そして前出のチェルシー戦だ。
エバートン戦の退場はトッテナムの抗議が受け入れられ、出場停止処分は免れた。しかしチェルシー戦でも退場しており、2010年リー・カッターモール(当時サンダーランド)以来9年ぶりとなる“1年に3回退場した選手”という不名誉を抱いた。
ソン・フンミンは英メディア『デイリー・メール』を通じて、チェルシー戦を振り返った。
彼は「3回もレッドカードを受けたことは、僕が求めていたことではなかった。このような状況を通じて教訓を得た」とした。
そして「3枚のレッドカードは本当に苦しかった。ボクシングデー(12月26日)の期間中、仲間たちが試合をしていることを見守るのは大変なことだった。戻ってこられてうれしい」と語った。
ソン・フンミンは戻ってきたが、トッテナムのエースであるハリー・ケインは負傷離脱した。トッテナムは1-1で終わったミドルズブラとのFAカップ3回戦を再び行わなければならない。
ソン・フンミンは「すでに過ぎ去ったことだ。今後のことに集中したい。それが一番重要なことだ」と強調した。
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