かつてアルビレックス新潟で活躍した韓国代表DFキム・ジンス(31、全北現代モータース)が、アジアカップ決勝進出を誓った。
韓国代表は2月3日(日本時間)、カタール・アル=ラクワのアル・ジャヌーブ・スタジアムで行われたアジアカップ準々決勝でオーストラリア代表と対戦。
前半にオーストラリアの先制を許すも、後半アディショナルタイム7分にFWソン・フンミン(31、トッテナム)の突破から得たPKでFWファン・ヒチャン(27、ウォルヴァーハンプトン)が同点弾をマーク。そして延長前半13分、ソン・フンミンがペナルティエリア手前での直接フリーキックを見事に決め、劇的な逆転勝利に成功した。
同日は控えで出場がなかったキム・ジンス。ただ、同い年のソン・フンミンがフリーキックを決めた瞬間には、ベンチで両手を上げて喜ぶ姿が中継に映し出されていた。
「得点が生まれたので、当然嬉しかったです」と当時を振り返ったキム・ジンスは、チームが2戦連続で延長戦を戦う状況に「難しい試合が続いていますが、それでも勝つことができて良かったです」と喜びを伝えた。
来る2月7日、アフメド・ビン・アリ・スタジアムで行われる準決勝の相手は、グループ同組のヨルダン代表に決まった。グループステージでは終了間際の同点弾で韓国が辛くも引き分ける展開だったが、キム・ジンスは再戦に向けて「今度は必ず勝ちます」と力強く意気込みを語っていた。
(文=姜 亨起/ピッチコミュニケーションズ)
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