サッカー日本代表の国際Aマッチ連勝記録が10連勝でストップした。“中東のダークホース”イラク代表に完敗を喫した。
森保一監督率いる日本は1月19日(日本時間)、カタール・ドーハのエデュケーション・シティ・スタジアムで行われたアジアカップ・グループD第2節でイラクに1-2で敗れた。
日本が国際Aマッチで敗れたのは、昨年3月のコロンビア代表戦(1-2)以来約10カ月ぶりのことだ。
日本な昨年6月15日のエルサルバドル代表との国際親善試合で6-0と勝利した後、今年1月14日のベトナム代表とのアジアカップ初戦で4-2と勝利するまで、Aマッチ10連勝をマークした。
11連勝の過程には北中米W杯アジア2次予選も戦い、ミャンマー代表(5-0)、シリア代表(5-0)など格下も含まれているが、欧州の強豪を下したこともある。
特に、昨年9月には敵地でドイツ代表を4-1で下し、世界を驚かせた。トルコ代表も4-2で破る“火力ショー”を繰り広げた。
日本は11連勝の間に49ゴールを決めた。しかし、イラク相手に崩れて上昇の勢いが弱まった。
アジアカップ初戦で、日本はベトナム相手に前半で一時逆転を許すも、最終的に再逆転して勝利していた。初戦の難しさを考慮すれば、第2節で本来のパフォーマンスを発揮してくれるとの見通しもあった。
しかし、右サイドバックのDF菅原由勢(23、AZアルクマール)が“弱点”として狙われ、相手のサイド攻撃を制御できなかった。
2002年生まれのGK鈴木彩艶(21、シント=トロイデン)の失策性プレーも続き、相手FWアイメン・フセイン(27、アル・クウワ・アル・ジャウウィーヤ)のヘディングゴール2発を許した。
後半アディショナルタイムにはMF遠藤航(30、リバプール)のゴールで1点を返したが、これ以上の追撃はなかった。
日本がイラクに敗れたのは、1982年以来42年ぶりのことだ。イラクとの通算対戦成績では7勝3分2敗と優位を見せていたが、この試合で3敗目を喫した。
(構成=ピッチコミュニケーションズ)
Copyright @ 2018 Sportsseoul JAPAN All rights reserved.
前へ
次へ