韓国女子卓球が、15歳の“神童”擁する日本の前に虚しく崩れた。エースのシン・ユビン(19)でさえも2敗を喫した。
9月25日に行われた杭州アジア大会の卓球女子団体の準決勝で、オ・グァンホン監督率いる韓国は日本に1-3で敗れた。2大会連続のアジア大会銅メダルだ。
第1試合では世界8位のシン・ユビンが同9位の早田ひな(23)に0-3(7-11、6-11、8-11)で敗れ、不安なスタートを切った。
それでも、第2試合では同33位のチョン・ジヒ(30)が同16位の平野美羽(23)を3-2(3-11、14-12、11-9、4-11、11-6)で下し、勝負を原点に下したが、第3試合で同60位のソ・ヒョウォン(36)が21歳も年下の同17位・張本美和(15)に0-3(6-11、10-12、5-11)で敗れ、敗退危機に陥った。
そして結局、第4試合でシン・ユビンが平野に1-3(11-13、11-7、10-12、9-11)で敗れ、韓国の女子団体戦33年ぶり決勝進出の夢が水の泡となった。
韓国はアジア大会の卓球女子団体において、1990年北京大会で銀メダルを獲得して以降、これまで一度も決勝に進出したことがない。そして今回も、やはり決勝の舞台まで進むことはできなかった。
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