韓国ラグビー協会のチェ・ユン会長が「第19回 杭州アジア競技大会(以下、アジア大会)」に挑む韓国代表選手団の団長に公式選任された。
韓国ラグビー協会は7月5日、大韓体育会が定期理事会を開き、チェ・ユン韓国ラグビー協会長を選手団長に選任。最終確定したことを明らかにした。
チェ・ユン会長は杭州アジア大会が開催される9月23日から10月8日まで、開会式及び閉会式出席から大会組織委員会主催の団長会議及び選手団会議出席、要人などとの会談、選手及びコーチ団の支援など選手団運営や支援を統括する。
今回の選任でチェ・ユン会長は、アジア大会史上初の在外同胞選手団団長として選手団を率いることになる。チェ・ユン会長が杭州アジア大会の団長に選任された背景としては、東京五輪選手団役員の経験やラグビー競技拡大に対する真正なる歩みなどが挙げられる。
チェ・ユン会長は在日韓国人3世であり、韓国国内関連団体はもちろん、在日本大韓民国民団、世界韓商大会「リーディングCEO」、世界韓人貿易協会(OKTA)、世界韓人会総連合会、在外韓国学校・在外同胞庁等在外同胞ネットワークの参加と協力を得て、杭州アジア競技大会を国内外同胞が一つになる大きな祝祭にしたいという覚悟だ。
チェ・ユン会長は「選手団団長の任務を与えられたことに心から感謝しており、光栄と同時に約1200人の選手を健康で安全に配慮するという重い責任を感じる」とコメント。
また、「韓国代表の選手たちが競技場で情熱と不屈の闘魂、挑戦精神を発揮することで、国民にスポーツが与える楽しさと感動、新しい希望と勇気をお届けできるよう物心両面で選手団支援に努める」という。
さらに「今年6月に香港で開かれたアジア・ラグビーチャンピオンシップ(ARC)はもちろん、ラグビー韓国代表の選手たちが参加する国際大会ごとに応援してくれたドバイ、アメリカ、チリ、南アフリカ共和国、日本、マレーシアなど世界各国の韓人会の方々の熱い激励と声援を忘れていない」とし「今回の選手団長選任は、スポーツを通じて受けた感動と恩恵を韓国スポーツの発展のためにしっかり奉仕しろという意味だと受け止めて先頭に立って走り、750万の在外同胞と5200万の国民が一つになる大祝祭になるよう、架け橋の役割を忠実に果たす」と強調した。
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