“キム・ヨナの後継者”と期待される韓国女子フィギュアスケート選手が、ファッション雑誌でキュートな魅力を発散した。
ファッション雑誌『singles』は最近、イ・ヘインとともにした撮影カットを公開した。
公開された写真のなかで、イ・ヘインはクロップドトップスとホットパンツのセットアップや、キッチュなムードのレイヤードルックなどを披露し、10代女性らしい爽快感と愛らしさを見せつけている。
実際、イ・ヘインは撮影中、俳優顔負けのアティテュードと明るいエネルギーで、現場の撮影スタッフたちも虜にしたという。
イ・ヘインは今年3月、米コロラド州で行われた四大陸選手権でキム・ヨナ以来14年ぶり、韓国勢史上2人目の金メダルを獲得した。さらには4月、東京体育館で行われた世界国別対抗戦でも韓国の銀メダル獲得に貢献するなど、韓国フィギュアスケート界を最前線でけん引している。
もっとも、彼女自身はここまで良い結果を手にするとは思わなかったという。「今シーズンの大会で“クリーン”をしたことが一度もなかったので、ミスだけはしないようにしようと思っていました。落ち着いて演技しようと思っていたことが、良い流れを作ったと思います」と話す。
また、韓国フィギュア界の“レジェンド”とされるキム・ヨナと比較されることについて「負担ではないのか」と問われると、イ・ヘインはこう語った。
「キム・ヨナさんは生きるレジェンドです。一つの文章で名前が言及されているだけでも光栄です。ただ、興奮し過ぎたり、負担感を持ったりするよりは、自分個人の力量にもっと集中したいです」
2005年4月生まれで18歳になったばかりのイ・ヘインだが、目指すは2026年のミラノ冬季五輪。「オリンピックの舞台に上がった姿をまだ上手く想像できませんが、ぜひ出場してみたいです。多くの人々に、オリンピックの舞台で私のことを明るく前向きな姿で記憶してもらいたいです」と意気込みを語っていた。
なお、イ・ヘインの撮影カットは『singles』6月号でも見ることができる。
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