中国戦前、パク・ヨンテク解説委員は「今日、必ず勝利してこそ次のWBCでも本選に直行できる」とし、「中国はセミプロリーグを運営する国であり、私たちが負けてはならないチームだ」と強調していた。
そして最下位を心配しなければならない状況について、パク・チャンホは「韓国野球が最近、停滞しているのは事実」とし、「色々な事件・事故もあり、(新型コロナ)パンデミック期間に活性化もされていない面がある」と苦々しい診断を下した。
ほかにもパク・チャンホから投手陣に対する助言が続いた。「投手たちは直球に対する自信を失ってはならない。逃げのピッチングは困る」と繰り返し制球力を強調。パク・ヨンテク委員もやはり「パク・チャンホ委員は継続してどんなボールを投げるかではなく、どこに投げるかが重要だという話をされたが、ボールがいくら早くても、制球力が落ちたらレベルが落ちるという話が出てくる」と付け加えた。
パク・チャンホは韓国が点差を広げていく状況でも、「韓国国内の投手がもっと早く成長してこそ、国内野球の水準も上がる」とし、「そのリーグにどれだけ良い投手が多いかが、リーグの水準を決める」と言及。
韓国は4回にパク・コンウ、5回にキム・ハソンが満塁本塁打を放ち、なんと22-2でリード。5回の終盤、3番手投手ク・チャンモが良いボールを投げると、中継陣は皆「このような良いボールが、なぜ韓日戦の時にはなかったのか…」と残念さを隠せなかった。
結局、22-2のコールド勝利で試合が終わったあと、パク・チャンホは「残念な点を話すとキリがないようだが、出場した選手たちはもっと痛くて苦しむだろう」とし、「選手たちだけでなく、野球人全員がその痛みを感じ、変化のために悩み、変化の中で発展できるよう努力をしなければならない」と最後の感想を残した。
パク・ヨンテク委員もやはり「努力を卑下したくはないが、現実を皆が確認した。本当に多くの努力が必要だ」と伝えている。
韓国が属していたプールBでは、日本とオーストラリアがベスト8進出を確定した。オーストラリアは15日にキューバと、日本は16日にイタリアと準々決勝を戦う。
(記事提供=OSEN)