パウロ・ベント監督率いるサッカー韓国代表は10月15日、平壌(ピョンヤン)の金日成競技場で開かれた北朝鮮とのカタールW杯アジア2次予選・第3戦を0-0で引き分けた。
韓国と北朝鮮は互いに2枚ずつ警告を受けながら、90分間にわたって激しい接戦を繰り広げたが、最終的に勝敗はつかなかった。
この試合は29年ぶりに平壌で行われた“南北戦”であっただけに、大きな注目が集まったが、試合の生中継がなく、また韓国取材陣も入れなかった。さらに無観客試合であった。そのため試合の情報が謎に包まれた“真っ暗な南北戦”とも表現された。
それでも10月17日に韓国代表が帰国したことで、少しずつ試合の様子が明らかになってきている。
ここでは数多くの写真で、謎に包まれた南北戦を振り返る。