2回の勝負所でオ・ジファン(32、LGツインズ)が失策2つ、6回から遊撃手に移ったキム・ハソン(27、サンディエゴ・パドレス)が失策1つを犯し、失点を献上してしまった。
韓国代表は今回の試合、唯一の三塁手チェ・ジョン(36、SSGランダース)がコンディションの問題で先発ラインナップを外れた。そのため、本来遊撃手のキム・ハソンが三塁手に回り、オ・ジファンが遊撃手に入った。
日本入国前は数回にわたって好守備と猛打を披露し、キム・ハソンに代わる“プランB”として可能性を示したオ・ジファンだが、この日は試合序盤にミスを連発して残念さを残した。
しかし、オ・ジファンだけではなかった。6回にチェ・ジョンが交代出場したことで、キム・ハソンが遊撃手の位置に戻ったが、キム・ハソンも失策を犯し、期待されていた守備力に物足りなさを残した。慣れない京セラドームの人工芝ということもあってか、これに適応できなかったようだ。
先発登板したソ・ヒョンジュン(21、KTウィズ)は1回1失点を喫し、2回にも登板したが、オ・ジファンの失策2つでチーム全体が揺らいだことでさらに追加で2失点した。
韓国代表はその後、キム・グァンヒョン(34、SSGランダース)、クァク・ビン(23、斗山ベアーズ)、ヤン・ヒョンジョン(35、KIAタイガース)を登板させ3~5回を無失点に抑えたが、6回に登板したチョン・チョルウォン(23、斗山ベアーズ)がキム・ハソンのミスで1失点した。8回には、回またぎで登板していたコ・ウソク(24、LGツインズ)が肩付近を痛め早期降板を強いられた。
それでも9回、イ・ジョンフ(24、キウム・ヒーローズ)とパク・ヘミン(33、LGツインズ)、パク・ゴヌ(32、NCダイノス)の連続安打で1点を挽回すると、イ・ジヨン(37、キウム・ヒーローズ)の犠牲フライでもう1点を追加したが、最終的に2-4で試合終了となった。