「単純に実力が足りなかった。ただ、成長の足がかりになった」
どんな理由も、どんな弁明も必要ない。ただ単に自分の実力が足りなかったせいで敗北した。二度と同じ失敗を繰り返さないという一念で、血のにじむような努力で成長を遂げた。
韓国プロ野球KBOリーグ最高のクローザー、コ・ウソク(24、LGツインズ)の話だ。WBC(ワールド・ベースボール・クラシック)を戦う韓国代表の守護神として、格別な覚悟を抱いている。
2月21日(日本時間)、WBC韓国代表がキャンプ中の米アリゾナ州ツーソンのキノスポーツコンプレックスで取材に応じたコ・ウソクは、2年前の東京五輪を振り返り、当時の残念な気持ちを伝えた。