試合後、イ監督は「やはり打者たちが期待した通りコンディションをよく上げてきた。初実戦でも良い姿を見せてくれて嬉しい」と微笑んだ。
続けて、指揮官は今後のラインナップ構成について「エドマンとキム・ハソンが来たときにどうラインナップを構成するか考えなければならない。2人が来ればチェ・ジョンを下位打線に置ける。まず基本はイ・ジョンフとキム・ヒョンスを上位打線に配置することだ。これからも実戦を続けながら悩んでいきたい」と伝えた。
また、この日2ラン本塁打含む4打数2安打の活躍を見せたカン・ベクホ(23、KTウィズ)の打順調整については、「引き続き見守りたい。ひとまず、今日の本塁打はチームにはもちろん、ベクホにも良い影響を及ぼすと思う。自信が少しずつ上がってくるだろう本塁打も良かったが、後に出た安打も良かった。コンディションが良ければ上位打線にも上げられる」と話した。カン・ベクホは「7番・一塁手」で出場していた。
投手陣には“適応過程”と定義付けた。7イニング制で行われた同日は1回につき1投手が投げたが、なかでもコ・ヨンピョ(31、KTウィズ)はWBC公認球にすぐ適応したかのように、特有のハイファストボールとチェンジアップを自由に駆使していた。コ・ウソク(24、LGツインズ)も最速152kmを記録し、順調にコンディションが上がっていることを知らせた。
しかし、チョン・ウヨン(23、LGツインズ)は投球時にコントロールが多少乱れるなどし、安打2本を許した。韓国代表の2失点もチョ・ウヨンが登板した5回表に出た。
これにイ監督は、「チョン・ウヨンの場合、ブルペンピッチングでは内容が良かったという。ただ、実戦ではボールが少し抜ける感じだった話していた。WBCの公認球は普段KBOで使用する試合球と異なる。キム・グァンヒョンも、フォーシームのつもりで投げてもカットファストボールにように飛ぶという。投手が投げ続けながら適応しなければならない」と、今後の課題を伝えた。
さらに、イ監督はWBCの規定による守備の重要性を強調。次のように語った。