高卒ドラ1がSNS騒動起こした韓国プロ野球…識者も苦言呈す“問題だらけ”の新人教育の実態とは

SNS上でコーチとファンを批判する投稿をして物議を醸した韓国プロ野球KBOリーグの高卒ルーキー投手キム・ソヒョン(18、ハンファ・イーグルス)が、公の場で頭を下げて謝罪した。

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キム・ソヒョンは2月11日(日本時間)、米アリゾナ州メサのベル・バンク・パークで行われているハンファの春季キャンプで、練習開始前に報道陣の前に登場し、「今回の件は弁明の余地もありません。ファンの方々がたくさん期待してくださっているのに、その期待に応えられず、失望させてしまい申し訳ございません」と謝罪した。

また、「現在トレーニングを頑張っている先輩方とチームにも謝罪申し上げたいです。僕を助けようと心からおっしゃってくれた言葉に対し、自分が分別なく受け入れることができませんでした。あまりに愚かだったと改めて思うようになりました」とし、「SNSで他人を簡単に傷つけてしまうことに気付きました。練習から除外されている間、先輩たちがたくさんアドバイスしてくれました。一人でいる時間にもその助言を思い出して、たくさん反省しました」と続けた。

最後に、「本当に二度とこのようなことがないようにします。野球選手である前に、基本ができて今よりもう少し成熟した人間になれるよう、努力して戻ってきます。改めてお詫び申し上げます」と深く頭を下げた。

ドラフト全体1位指名でハンファに入団したキム・ソヒョン。昨年9月のWBSC U-18ベースボールワールドカップでは“日韓戦”で浅野翔吾(18、読売ジャイアンツ)相手に163kmの剛速球を投じ、日本でも「163km高校生」などとして大きく話題を集めた。

ところが、今年2月7日にSNS問題が発覚すると、同日からオフ(9日)を除いた10日まで練習禁止処分を課されていた。そして11日、チーム練習に再合流し、事態はひと段落する雰囲気を見せている。

韓国プロ野球の深刻な“新人教育問題”

問題は再発の可能性だ。今回の件はキム・ソヒョン個人の分別のない行動かもしれないが、現在の韓国球界のシステムにも問題がある。

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