侍ジャパンと戦う韓国投手が大谷翔平に宣戦布告!「必ず良い結果を出したい。“韓日戦”じゃないか」

大谷翔平(28、ロサンゼルス・エンゼルス)が世界最高のプレーヤーであることは言わずもがな。野球界の怪物がひしめく米メジャーリーグで“二刀流”を駆使し、ア・リーグMVPにも輝いた「マンチンナム(“漫画から出てきた男”を意味する韓国の造語)」だ。

クァク・ビンは投手として、打者・大谷との正面対決を夢見ている。最速155キロの剛速球と素早く落ちるフォークボールを織り交ぜ、大谷を三振で仕留める場面は想像するだけでも心が躍る。「(侍ジャパンとの対戦は)“韓日戦”じゃないか」と、絶対に負けない考えを明確に示した。

代表入りのニュースに接した際、クァク・ビンは少し戸惑いも見せた。いくつかの感情が交差したためだ。

「WBCという本当に大きな大会に選ばれた。ただ単に代表の一員になったという事実より、自分が必要とされて選ばれた事実がもっと嬉しくて感謝している」とクァク・ビンは笑った。

WBCの代表に選ばれたということは、すべての選手が夢見るメジャーに一歩近づく機会を得たことでもあり、国際大会で自身の球威がどれだけ通用するかを見極めるチャンスを得たことでもある。そうした喜びも加味されての感情だった。

クァク・ビン

WBC出場を見据えて早くからフィジカルを鍛えていたおかげで自信に満ち溢れている。

「昨季最後の秋季キャンプ後も着実に個人練習を重ねた。コンディションは悪くない」というクァク・ビンは、「ケガをしないことを最優先目標にして準備している」と強調した。それとともに、「学びを2番目の目標に設定するつもりだ」と付け加えた。

世界最高の選手が集まる大会なだけに、いわゆる“ワールドクラス”と競いながら多くを感じたいからだ。

クァク・ビンは2017年のWBSC U-18ベースボールワールドカップで青少年代表に選ばれて以降、6年越しに今度は成人代表に名を連ねた。偶然にもWBCも2017年大会以来6年ぶりに開催される。

大谷を三振に仕留め、咆哮する瞬間を夢見るクァク・ビンは気を引き締めた。侍ジャパンが誇る怪物のルーティンと技術を見ることができるという興奮のあまり、オーバーワークをしてはならないということがより重要だからだ。

高校時代は大谷同様“二刀流”で活躍したことから「韓国高校野球の大谷翔平」とも呼ばれたクァク・ビン。プロ入りした現在は投手に専念しているが、はたしてWBCで本家との対決は実現するのか。

東京ドーム開催の1次ラウンドで同プールに入った日本と韓国は3月10日に直接対決を繰り広げる。

(構成=ピッチコミュニケーションズ)

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