W杯以前にもチームで2軍降格などを経験したファン・ウィジョだが、W杯本番でも韓国代表が12年ぶりのベスト16進出を果たしたなか、自身はこれといった活躍を見せられず。
特に、同じポジションの後輩FWチョ・ギュソン(24、全北現代モータース)がグループ第2節のガーナ戦で2得点の活躍を披露すると、以降は控えが定位置になるなど、状況が好転することはなかった。
昨季までリーグ・アンのボルドーに在籍し、2シーズン連続二桁得点に成功したファン・ウィジョだが、ボルドーの2部降格を受けて夏に新天地を求めた。
しかし、移籍交渉が予想より大幅に遅れ、最終的にイングランド・プレミアリーグのノッティンガム・フォレストに加入した後、オリンピアコスに1年レンタル移籍するという形でまとまった。
だが、プレシーズンでまともにチーム練習を消化できなかった影響もあり、開幕から不振なパフォーマンスが続いた。実際、今季リーグ戦では現在までわずか5試合(うち先発2試合)にしか出場しておらず、1ゴールも決められずにいる。
オリンピアコスで事実上の戦力外に分類されているファン・ウィジョ。現地では早期にレンタル契約を解消し、フォレストに復帰するという話が出ている。問題は、フォレストに復帰しても試合出場が不可能な点だ。