そして、「(ブラジルは)とても攻撃的なチームで個人能力に優れていた。そんな選手たちが同じチームにいてため息ばかり出た。難しい。ネイマールは正直言って100%も力を出していなかったと思う。それでも出てくる言葉は“上手い”というほかにない」と続けた。
前回の2018年ロシア大会を脛骨骨折で欠場したキム・ミンジェにとって、今回のカタール大会は自身初のW杯だった。ただ、グループステージ初戦のウルグアイ戦でふくらはぎを負傷し、厳しい戦いを余儀なくされてしまった。
キム・ミンジェは「すべての試合が簡単ではないと感じた。初のW杯だったが良い経験ができた。改善しなければならない部分を見つけて、所属チームに戻って同じミスをしないようにしなければならない。結果的に言えば、発展できるきっかけになったと思うと伝えた。
取材の最後に、キム・ミンジェは後輩たちに向けた言葉を伝えた。
キム・ミンジェは韓国Kリーグの全北現代(チョンブク・ヒョンデ)モータースでプロデビューした後、中国の北京国安(現・北京FC)、トルコのフェネルバフチェを経て、現在はイタリア・セリエAのナポリでプレーしている。
「後輩たちが欧州にたくさん進出してほしい」と述べたキム・ミンジェは、「今大会でプレーしながらたくさん感じたと思う。実力以外の面で、Kリーグから(海外に)進出するのが容易ではないのは事実。クラブの立場もあると思う。それでも(チョ・)ギュソンなどは海外に進出してほしい。それが今の心情だ」と強調した。
(構成=ピッチコミュニケーションズ)
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