カタールW杯の“ゴールデンボーイ”韓国代表チョ・ギュソン、ブラジルの名CBと戦って湧いた感情とは

「なぜ、世界的な舞台であるUEFAチャンピオンズリーグに出場する強いチームにいるのか分かった気がする。ブラジルの選手たちはとても余裕があった。またパスの質を含め、すべてが完璧だった」と評価している。

一部からは、すでにチョ・ギュソンのヨーロッパ進出が囁かれている。チョ・ギュソン自身も、今回のワールドカップを通じてヨーロッパでプレーしたいという気持ちが大きくなったという。

チョ・ギュソン(中央)

「(ヨーロッパに)とても出たい。ヨーロッパ、南米の選手たちとぶつかってみると、何かもっと成長したいし、もう一度対戦したいという気持ちが大きくなった」とし、「大きな壁があると思ったが、そうではなかった。どこへでも行けば、私はもっと成長できると思う。ヨーロッパでプレーすれば、スピードやレスポンスなどがさらに良くなるのではないかという気がした」と強調した。

また同日のブラジル戦は4年4カ月にわたって韓国代表を指揮してきたパウロ・ベント監督のラストマッチでもあった。

ベント監督は韓国代表との契約を延長せずに去る。チョ・ギュソンは「監督は選手一人ひとりと握手した。私も涙が出たし、本当に悲しかった」とし、「監督とコーチングスタッフがいなかったら、私はここまで来られなかっただろう。監督は“4年の期間がとても誇らしく、感謝している”と話していた」と述べた。

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