今日のサッカー韓国代表を作ったのは、チーム内部の信頼とリーダーの根気だった。
パウロ・ベント監督率いるサッカー韓国代表は、カタールW杯で韓国サッカーの新しい地平を切り開いた。
ポルトガル、ウルグアイ、ガーナなど各大陸を代表する強者との戦いで競争力を発揮し、1勝1分1敗でグループ2位となり、12年ぶりにW杯ベスト16入りを果たした。
結果だけが重要なのではない。グループリーグを通過する過程自体が素晴らしく、ドラマチックだった。
韓国代表は3試合でいずれも自分たちのスタイルで勝負に臨んだ。相手に合わせて戦略を変えたわけでも、弱者が強者相手によく使う守備重視でカウンター狙いのサッカーで戦ったわけでもない。
ビルドアップを意識したサッカーで、そのレベルは高く一貫性があった。チームが追求し、4年間磨いてきた「自分たちのサッカー」で内容だけではなく結果まで得たという点が印象的だ。