彼は「日本は1ゴールを許しても2ゴールを決められる恐ろしい底力を持っている」と理由を説明。また「日本は誰が出場しても“異常なし”の素早い攻撃陣を持っている」と、日本の得点力に期待した。
一方でクロアチアの長所として、グループリーグ1失点の守備力を挙げた。ただチョ・ウォニは、「クロアチアは先の2試合で無得点に終わった。攻撃が宿題で、最前線の攻撃陣が生き返らなければならない」と指摘した。
日本のキープレイヤーとしては、グループリーグで2得点を記録した堂安律を選んだ。クロアチアからはイヴァン・ペリシッチを挙げ、「アンドレイ・クラマリッチは波が激しい」と分析した。
チョ・ウォニは「2チームとも最初のゴールが勝負の分かれ道になりそうだ。守備の固さを維持しながらミスに気を付けなければならない」と見通した。
なおチョ・ウォニは2002年に韓国Kリーグの蔚山現代でプロデビュー。2006年のドイツW杯韓国代表メンバーで、2014年には大宮アルディージャに入団した。2020年に現役引退し、現在はKBSの解説委員を務めている。